Smart+とは
Smart+は、TikTok広告におけるターゲティング、入札、クリエイティブ制作から配信までをフルオートメーション(完全自動化)するソリューション。
一言で言えば、「TikTok Shop以外」のビジネスゴール(Webサイトでの購入、アプリインストール、見込み客獲得)を目指す場合、最も推奨される「自動運転モード」。
※TikTok Shopでの売上を目指す場合は「GMV Max」を使用。
どんな目的で使われるソリューションか
Smart+の役割は、AIが「誰に」「どんなクリエイティブを」「いくらで」見せるかを0.1秒単位で判断し、成果(ROI)を最大化すること。
人間がやるべきことは「素材の投入」だけ。
ここで活躍するのが生成AIソリューション「TikTok Symphony」。
- TikTok Symphonyで作る
AIが商品URLから動画やスクリプト、アバターを自動生成。 - Smart+で配る
作った素材をAIが最適なユーザーに届ける。
この「Symphony × Smart+」の連携が、2026年の勝ちパターン。
機能・仕様
- AIアバターと多言語対応
「Symphony Digital Avatars」(実在の人物に基づくデジタルアバター)の活用や、AI Dubbingによる自動翻訳・吹き替え機能。 - Ads Manager内の自動最適化機能
コンプライアンスや最適化ポイントを自動修正。
商品画像からVSA(ビデオショッピング広告)用のカルーセルを自動生成。
視聴者の行動を促すディスプレイカードをAIが自動作成。
前提条件と向いているケース
前提条件
- ある程度の配信実績・データがあること
- クリエイティブや配信設計を完全に手動で制御しない前提があること
- 最適化判断をシステムに委ねることへの理解があること
向いているケース
Smart+は「楽をする機能」ではなく、「人間よりも精度の高いAIに任せて成果を出す機能」。
- Webサイトでの売上(D2Cなど)を伸ばしたい
「Smart+ Catalog Ads」を使えば、商品カタログと連携して最適な商品を自動表示できる。 - アプリのインストールを増やしたい
「Smart+ App Campaign」がiOS/Androidの獲得単価を抑制できる。 - リード(見込み客)を獲得したい
「Smart+ Lead Generation」で効率的にリストを獲得できる。
導入時の注意点
AIは魔法ではない。成功には「学習データ」が必要。
- 我慢の期間
配信開始直後はAIが学習中のため、成果が安定しないことがある(学習フェーズ)。
ここで焦って設定をいじらないことが重要。 - 素材の多様性
AIに選択肢を与えるため、動画や画像は多めに用意(Symphonyを使えば数分で作れる)。
他ソリューションとの位置づけ
- GMV Max との違い
◦ GMV Max: 「TikTok Shop内」で売りたい時に使う自動化エンジン。
◦ Smart+: 「Webサイト・アプリ・実店舗」へ送客したい時に使う自動化エンジン。
目的(行き先)によって使い分ける。 - Spark Ads との関係
◦ Spark Ads(第三者配信)は、Smart+キャンペーンの「素材」として選択可能。
◦ Smart+という「枠組み」の中で、Spark Adsという「強力な武器」をAIが自動で使いこなすイメージ。
公式情報・参考リンク
- 公式説明ページ:TikTok運用型広告を最適化する最新ソリューション「Smart+」の提供を開始
- 公式事例:「Smart+」のCost Capと自社運用でCPAを改善、「レバクリ」が切り拓くTikTok広告×ヘルスケアの可能性
- 公式事例:予測AIがTikTok広告の成果を加速、SideKicksが語る「Smart+」の可能性
- 公式事例:大和コネクト証券の口座開設数が1.9倍に 運用型広告を最適化するTikTokの「Smart+」とは
まとめ
Smart+は、広告運用の「作業」をAIに委ね、「戦略」と「クリエイティブ」に人間が集中するための仕組み。
TikTok Symphonyで素材を作り、Smart+に投入する。このシンプルなサイクルが、ビジネスを加速させる。
「作る以前で止まっている」感覚がある場合は、どこから入ればいいかを整理した「動画が作れない」は、TikTokを諦める理由にならないというコラムを先に読むと、全体像がつかみやすくなります。
![デジタル逆引き辞典 [TikTok Edition]](https://digital-gyakubiki.jp/wp-content/uploads/2026/01/digital-gyakubiki-note-header.jpg)
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